究極の選択!ケータイとカギ、失くして困るのはどっち?

Mobilephone_keyお正月に家族が集まった時、姉がうっかり携帯を自宅に忘れてきたと言うので、足りなくなった飲み物を買いに行くついでに、姉の家まで携帯を取りに戻ってあげた。私は携帯依存症の気があるので、携帯を忘れてきたなんて信じられない。姉を気の毒に思って取りに戻ることを提案したのだ。姉は喜んでくれたが、でも実は、別に1日くらい携帯がなくても姉は平気だったらしい。

帰り道の車中で驚く私に、究極の選択!ケータイとカギ、失くして困るのはどっち?と姉は急に問いかけてきた。そんなもの、携帯に決まっている。鍵を紛失してまずすることとしたら、携帯で鍵の業者を探して、鍵の交換をしてもらうと思う。もちろん業者を呼ぶ前に、夫に電話をして指示を仰ぐだろうし。鍵をなくしたって、その鍵を使うべき場所の鍵が開かないだけだから、鍵を開ける努力をするだけだけど、携帯を無くしたらその後その携帯が悪用されないかとか、色々な方面に連絡をしなければいけないのに、まずその連絡手段が最初に絶たれてします。非常に厄介だ。私の答えは決まっている。

でも姉は、元々携帯に依存したくないタイプの人だったので、プライベートと仕事の携帯は使い分けているし、何かあった時のバックアップもしっかり取っている。携帯を万が一紛失しても、固定電話やタブレットから連絡を取れるようにしているから大丈夫なのだという。鍵は依存するというものではないけれど、それがなければ開かないものは開かない。その鍵の向こうにどんな必要性が隠れているかわからないから、鍵を紛失すると厄介だと思うのが姉の考えなのだそうだ。

鍵には依存しないけれど誰もが一様に必要なものであるということに納得し、また、携帯に依存しなくて済む生き方というものが、このご時世にはとても格好よく思え、私自身の携帯との関わり方について、考え直してみようとかと思った。

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