ダイヤル式のカギが開かない時の対処法
鍵穴にカギを差し込んで解錠するタイプのものであれば、それが開かなくなるなんてことはそうそうありません。もしあったとすれば、鍵穴にゴミがつまっていたり経年劣化で壊れてしまうような場合のみでしょう。しかし、同じカギでも自転車のロックなどでよく使われているダイヤル式のカギは、簡単に施錠できる反面ナンバーを忘れてしまえば完全に開かなくなるというデメリットを併せ持っています。ですから、かなりの確率で開かない状態になるリスクがあると言えるでしょう。
さて、そんなダイヤル式のカギが開かない時は、ただ指を咥えて諦めるわけにはいかないはずです。それゆえに、どうにかして開けなければなりませんが、素人知恵ではどのように対処すればわからないというのが本音であると思います。では、実際のところダイヤル式のカギが開かなくなった時はどのような方法を用いてそれを開ければいいのでしょうか。
まず考えられることは、カギを切断するということです。ダイヤル式のカギは通常、チェーンのような形式で用いられることがほとんどですので、そのチェーン部分を金属鋸などを使用することで切断すれば力技ではあるものの解錠することができます。これはドアなどに取り付けられているカギとは違うダイヤル式のカギの大きな特徴だと言えるでしょう。また、このほかの方法としてはカギの専門家を呼ぶことで特殊な技術で解錠してもらうことです。この方法を用いれば、切断をしてカギを破損させることはありませんので、またそのカギを再利用できます。
チェーン式のカギは使い勝手が良いものの、暗証番号という不確かな解錠方法であることから開かなくなるというトラブルが隣り合わせですので、実際に開かなくなってしまった時のことを常に考えておくようにしましょう。そうすれば、ど忘れやメモの紛失などで暗証番号がわからなくなった時であっても戸惑うことなく対処できるようになるはずです。